ラベル

2011年7月16日土曜日

おっきい空間




群馬県立近代美術館の展示搬入の写真です。
とにかくでかい!!the 建築って感じの美術館。
天井もめちゃくちゃ高く、6〜7メートルくらいだったと思う。
建築値した方は磯崎新さんで、なんと東京造形大学を建築した方!!なんかこの場所にも縁を感じた瞬間でした。

その白い大きな箱の中に展示したのですが、これがまた難しい。
今まで空間の中に詰め込む様な展示しかした事がなかったので、この場所の様な、有り余る空間に作品を置くという事は初めてでとても新鮮でした。


なんか、枯山水のイメージで展示すればいいのかなーーーーっと途中から思って、詰め込み式の展示ではなく、空間に緊張感を持たす様な展示を心がけたらなんとか決まった。。。様な気がしてます。

ちなみに、展示内容はシルクをテーマにした物で、僕はシルクを一つの素材として見るのではなく、命として見てみようと思い、今回の作品を仕上げました。
作品に使われた蚕の数を重さから割り出した作品や繭に入っていたサナギに一匹ずつ名前をつけていく作品の二つ出品しました。今回はかなりマニアックな作品を作ったので、生理的にもダメな方もいそうなのですが、是非見にいかれた方がいらっしゃいましたら、ご感想を教えてもらえると嬉しいです。

気になった方は是非見に来てください。




最後の写真は一日中同じ場所に居続けていたガ。シルクってこういうやつから出来てるんだよなーーー、ってしみじみ思ってしまいました。












群馬県立近代美術館

お久しぶりです。高須賀です。
この頃やっぱりブログの更新を怠ってしまう自分に自己嫌悪な日々です。。

忙しさを理由にして、ブログ更新も出来てなかったのですが、自分がやりたいと思ってや始めた事なので、忙しさを理由にしてやめるのは一番かっこわるいなー。思い始めました。
やれない理由を考えるのではなく、やれる様な方法を考えられる人間になりたい。
これだけ出来れば、面白い人生がおくれる気がする。
そんな事を考えて、ブログに向かっております。



てなことで、告知!!
もう始まっているんだけど、いま群馬県立近代美術館で展示しています!凄くでかくて、立派過ぎる建築なので、かなりビビりながら作品制作をしていたのですが、無事に完成し展示にこぎ着けました。
是非☆


詳細
↓↓↓ 
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風のように、光のように ノルウェーと日本のテキスタイル・アート…群馬県立近代美術館

2011年7月9日(土)〜9月4日(日)
ノルウェーと日本から3名づつ選抜されたテキスタイル作家の作品を展示。

会期:2011年7月9日(土)〜9月4日(日)
休館日:月曜日(7月18日、8月15日は開館)、7月19日(火)
時間:9:30〜17:00(ただし入館は閉館30分前まで)
会場:群馬県立近代美術館展示室1
http://www.mmag.gsn.ed.jp/access/index.htm
観覧料:
一般600円
大高生300円 
中学生以下無料
障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料

■群馬県立近代美術館
http://www.mmag.gsn.ed.jp/

内容:
この展覧会は、ノルウェーと日本の現代テキスタイル作家たちが、相互の交流を通して作品を制作するプロジェクトの成果をご紹介するものです。アニケン・アムンセンと上野真知子、エヴァ・ショルベルグと川井由夏、ガブリエッラ・ヨーランソンと島田清徳、3つのペアを組んだ6名の作家は、互いの国を訪れ、対話を重ね、新たな作品に取り組みました。布、ミラーシート、麻繊維などを素材としたこれらの作品は、織る、編む、巻くといった技法で、思いがけない形や姿を見せ、どこにもない空間を創り出しています。2つの国の自然や文化、そしてその出会いによって育まれる芸術の可能性に思いを馳せながら、爽やかな風のように、きらきらと反射する光のように、私たちを包み込む作品の魅力をぜひご堪能ください。
 また、同時会場では併設展示「I love 絹(シルク)」を開催します。この展示は、群馬県と深い関わりをもつ絹をテーマに、繭や絹原料から作品を制作している小板橋慶子、高須賀活良の2名の若手作家の活動をご紹介するものです。それぞれの絹への思いと、そこから生みだされる作品にご注目ください。
(群馬県立近代美術館HPより)
http://www.mmag.gsn.ed.jp/exhibition/textile.htm





2011年6月6日月曜日

The Japan Contemporary Fiber Art Exhibition~共鳴する繊維


様々な繊維素材に着目し、独自の美術表現や空間性を創出するファイバーアートは、20世紀後半に台頭した新しい分野ですが、日本の地にも浸透し、豊かな染織文化の歴史と伝統技術をもつ土壌の中で様々な作家が育ちました。 繊維の持つ柔軟性、独特のテクスチャー、素材的な感性が様々な技法と表現を超えて共鳴し、挑戦と進化をすすめてくれていると期待される分野でもあります。21世紀は更に新しい価値や表現の形態が生まれるに違いありません。 このファイバーアートに取り組み、国内外で活躍する日本のアーティストたち52人による、多彩で才気にあふれた作品の競演となるこの展覧会は、現代日本のファイバーアートの現状と未来を世界に発信する機会になることでしょう。 この展覧会は日本での開催の後、30作家が選抜され、ニューヨークのジャパンソサエティーなどを巡回する予定です。

出品者一覧
上野 真知子/阿久津 光子/新井 淳一/荒川 朋子/石井 香久子/伊部 京子/弥永 保子/岩田 清美/牛尾 卓巳/大高 亨/岡野 優/岡本 直枝/小川 倫代/小野 文則/小野山 和代/片岡 葉子/菊池 加代子/草間 喆雄/久保田 繁雄/熊井 恭子/熊澤 明子/小泉 伸子/小林 尚美/小林 瑠璃/小山 欽也/齋藤 麗/佐伯 和子/鈴木 純子/須藤 玲子/関島 寿子/芹野 直子/徂徠 友香子/髙須賀 活良/高山 けい子/田中 孝明/田中 秀穂/谷川 鶴子/椿 操/富田 紀子/永井 ひとみ/中川 裕孝/長沢 桂一/中島 直美/中野 恵美子/仁尾 敬二/濱谷 明夫/藤本 哲夫/藤原 大/水谷 恵子/吉岡 敦子/若松 美佐子/わたなべ ひろこ

DATA
会場多摩美術大学美術館(東京都多摩市)
会場URL

http://www.tamabi.ac.jp/museum/info01.htm

会期2011年6月4日(土)〜7月3日(日)
休館日火曜日
開館時間10:00〜18:00(入館は17:30まで)
料金

一般300円(200円)、大・高校生200円(100円) ※( )内は20名以上の団体料金 ※障害者および同伴者、中学生以下は無料

問合先

多摩美術大学美術館 TEL 042-357-1251

主催

多摩美術大学美術館、NPO国際テキスタイルネットワークジャパン

ホームページ

多摩美術大学美術館WEBサイト http://www.tamabi.ac.jp/museum/



           文章  ウェブサイト「ART NEWS RELEASE」より抜粋



2011年5月26日木曜日

忍野八海 その2








忍野周りの風景はこんな感じ。
トウモロコシが干してあって、いつも同じ場所に鳥がいる。












忍野八海!!ヨッ、NIPON!!!








富士山の麓からココンと湧く場所「忍野八海」
行ってきました!!!ちょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーきれい!!!!!!!!

聞くところによると富士山に降った雪が解けて10年間かけて濾過された後、出てくる場所がここ。「O SHI NO HA!! KAI!!!!!」

メチャメチャきれいな水の中にはとんでもなく出かいイワナやニジマスが泳いでてとても気持ち良さそう!
そしてこの透き通った水が規格外に透き通ってるの!!
空気かと思っちゃうくらい!一番最初の写真なんかは水深10メートルもある池の写真なんだけど、水底に手が届くんじゃないかって思うくらい!!!!


行った事無い人は絶対言った方がいい!
ほんとほんと。



しかも周りの小川では小学生がドックフードみたいな餌で鱒をバカバカ釣ってた。

今度ぼくも仕事終わりに、夕飯でも釣ってこようと思います。
その時はまた報告しまーす。
















2011年5月25日水曜日

ますの家






おすすめ宿「ますの家」

早速富士山周辺情報☆
とても素敵な宿に泊まってきました!
魚好きなので「ます」という言葉にひかれて泊まった宿なんですけど。ここがとんでもなく凄い場所だったの!ネットで検索してもほとんど出てこない様な謎多き宿で、いくまで不安で一杯だったんだけど、着いたらまず建物にビビった。。

築200年の茅葺き屋根の民家がドーーーーーンって感じ!!
中はいると飴色になった木の柱に床板。そして囲炉裏まで。タイムスリップした様な世界。

そしてまた料理がうまかった!!川魚のフルコース。ニジマスのマリネ、桜鱒の塩焼き、サーモントラウトの刺身、丸ごと食べれる鱒の稚魚の天ぷら、などなど。一品ずつ丁寧に出てくる料理はどれも美味しかった☆

温泉も入れるし、朝の散歩はとても気持ちいい。周りを囲んでる日本庭園には富士山をバックに鱒が泳いでて魚好きの自分にはたまらない。鱒ワールドでした。
ちなみに、一泊二食付きで8400円!!安いと思いますよーーーーーー
ただくしゃみがとまらなかったから、カビとかに弱い人はキツいかも。

あと外にた小ちゃい熊みたいな犬がかわいかったなーーーーーーーー


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ますの家

山梨県南都留郡忍野村忍草195
0555-84-2013













富士の麓より

ya,
hoooooooooooooooooーーー!!

長らくブログ描いていなかったんですが、ネットも開通した事だしそろそろ再開いたします。
ちなみに今僕は、奇跡的に就職する事が出来まして、山梨県は富士吉田の富士工業技術センターにつとめています(限定11ヶ月)
そして初めての一人暮らしという事もあり、毎日ドキドキの日が続いております。本当、洗濯するだけで一苦労。今日も生まれて初めてのパスタ作りでした。ペペロンチーノ!入れ過ぎガーリックにより、村一番の口臭ボーイです。
明日に残らないと良いが‥

まあ、そんなこんな、日々を楽しく過ごしております。
富士吉田は良い人がいっぱいいるし、空気も水もおいしいし、魚が沢山泳いでるし、富士山でかいし、とても良い場所!
河口湖駅から徒歩2分の場所に住んでるので、近くきた人は声かけてネーーーーーーー◎















2011年4月19日火曜日

楮→和紙原料→楮塊

「コウゾ」  クワ科

学名:Broussonetia kazinoki
技法:楮の木の皮を蒟蒻芋で作った糊で固めたもの。

良質な繊維をとる為に野生のヒメコウゾとカジの木を掛け合わせ作られた交雑種。本州以南に分布しており木イチゴの様な実をつける。古代から布や和紙の原料として使われてきた有用な植物であり、製紙原料の中で最も強く良質、といわれている。














楮→和紙原料→楮塊

「コウゾ」  クワ科

学名:Broussonetia kazinoki
技法:楮の木の皮を蒟蒻芋で作った糊で固めたもの。

良質な繊維をとる為に野生のヒメコウゾとカジの木を掛け合わせ作られた交雑種。本州以南に分布しており木イチゴの様な実をつける。古代から布や和紙の原料として使われてきた有用な植物であり、製紙原料の中で最も強く良質、といわれている。








羊→ウール→羊塊

「ヒツジ」  ウシ科ヤギ亜科


学名:Ovis aries

技法:羊の毛をニードルパンチでフェルト化させる。


羊と人間の関係は古く8000年前とも言われます。羊も

最初は食用として殺した毛皮を利用していたと思われるが、あるとき羊毛が絡まってシート状になる事を発見し、フェルトという技術が生まれた。その後糸を紡ぐ技術が発達し、布を織ることへと発展していった。
















綿→プーニーローラッグ→綿塊

「ワタ」  アオイ科

学名:Gossypiumarboreum var. indicum
技法:綿花を蒟蒻芋で作った糊で固める。

綿の歴史は古く、紀元前3000年前のインダス文明にさかのぼる。その後シルクロードにより様々な種類の綿が世界中に伝わる。日本で栽培される様になったのは14001500年。一般庶民に普及するに至ったのは江戸時代で、意外にも日本の綿の歴史は浅い。








綿→Tシャツ→綿塊

ワタ」  アオイ科

学名:Gossypiumarboreum var. indicum
技法:Tシャツを砕き蒟蒻芋で作った糊で固める。

綿の歴史は古く、紀元前3000年前のインダス文明にさかのぼる。その後シルクロードにより様々な種類の綿が世界中に伝わる。日本で栽培される様になったのは14001500年。一般庶民に普及するに至ったのは江戸時代で、意外にも日本の綿の歴史は浅い。



   





苧→ラミー→苧塊

「カラムシ」  イラクサ科

学名:Boehmeria nivea var. nipononivea
技法:カラムシの繊維を蒟蒻芋から作った糊で固める

ラミーと同じ仲間。越後上布の原料として有名である。今でこそしつこい雑草として嫌われる場合もあるが、茎の皮からは衣類、紙、さらには漁網にまで利用できる丈夫な靭皮繊維が取れるため、分布域では6000年前から栽培されてきた。








石油→ポリエステル(産業廃棄物)→石油塊

「ポリエステル」  

学名:Poly-Ethylene-Terephthalate
技法:織物工場でる織り捨て(タテ糸の余り)を不飽和ポリエステルで固める。

石油を原料とする。1941年にイギリスで開発される。石油製品としてあまり良いイメージを持たれないポリエステルだが、リサイクルできるという視点から見ると、一番エコな繊維でもある。









石油→ポリエステル(産業廃棄物)→石油塊

「ポリエステル」  

学名:Poly-Ethylene-Terephthalate
技法:織物工場でる織り捨て(タテ糸の余り)を不飽和ポリエステルで固める

石油を原料とする。1941年にイギリスで開発される。石油製品としてあまり良いイメージを持たれないポリエステルだが、リサイクルできるという視点から見ると、一番エコな繊維でもある。









杉→木材チップ→杉塊

「スギ」  スギ科

学名:Cryptomeria japonica
技法:スギの削りかすをボンドで固める。

日本全土に分布している針葉樹。スギの名の由来は、真直ぐの木「直木」から来ていると言われる。割裂性がよく、薪割りのように割ることによって、角材から板材までを作ることができる。従って、古来より重要な木材として重宝されてきた。









針葉樹→新聞紙→木塊

「針葉樹」 

学名:Conifer
技法:新聞紙を小麦粉から作った糊で固める。

エゾマツ・トドマツ・アカマツなどの針葉樹を砕木機にかけて作ったパルプから作られる。パルプとは、木材や草などから抽出した繊維のことで、主成分はセルロース。このセルロースは水素結合により結びつく性質があり、紙はこの特性を利用して作られる。








蚕→シルク→蚕塊

「カイコ」  カイコガ科

学名:Bombyx mori
技法:蚕の吐き出す繊維をタンパク質で固める。

絹の生産は紀元前3000年頃の中国では既に養蚕は始まっていた。シルクロードの貿易品でも有名である。また、繊維自身にセリシンというタンパク質セリシンが含まれており、これを落すか落さないかで風合いが全く変わってくる。





















蚕→おがらみちょ糸→蚕塊

「カイコ」  カイコガ科

学名:Bombyx mori
技法:産業廃棄物のおがらみちょ糸に熱をかけ固める。

カイコガ科製糸工場で繭から糸を作るとき、セリシンが強く付き過ぎている部分は産業廃棄物として捨てられてしまう。しかし、この絹のゴミに含まれているセリシンは高い保湿力、紫外線吸収力、抗酸化作用があると言われ、スキンケアの成分としても利用されています。









2011年3月10日木曜日

KATAMARI





「KATAMARI」2011
素材:ポリエステル、綿、カラムシ、絹、新聞紙、Tシャツ、木材チップ、楮
技法:固める


素材が素材であった前の物語。それは質量であり存在であり命そのものであった。












2011年3月9日水曜日

バナナ×ワニ=すげー






バナナワニ園です。
全然期待しないでいった場所だけど、すごく面白かった!
ワニ、ワニ、ワニ!!!
恐竜です!ワニとは。。

あと、ワニもすごかったけどワニのスペース×10くらいの大きさの熱帯植物も必見。
油断してると、めちゃくちゃ疲れます。それぐらいの大きさです。


おかめインコがかわいかった。